こんにちは。「Cotoba Compass」を運営している、ことばコンパスです。
台湾旅行や台湾文化に興味を持つと、
台湾語で「ごめんなさい」は何と言うの?
と気になることがありますよね。
台湾では台湾華語(中国語)が広く使われていますが、台湾語(台湾台語・台湾閩南語)も、日常生活の中で使われている言葉です。
今回紹介するのは、台湾語の
歹勢(pháinn-sè)
という表現です。
日本語では、
- ごめんなさい
- すみません
- 申し訳ありません
- ちょっと恥ずかしい
- 申し訳ない
などの意味で使われます。
台湾では日常会話でもよく登場する便利な表現なので、台湾語を勉強するならぜひ覚えておきたい言葉のひとつです。
この記事では、「歹勢」の意味・発音・使い方・台湾華語との違いを初心者向けにわかりやすく紹介します。
台湾語で「ごめんなさい」は?
台湾語で「ごめんなさい」「すみません」に近い表現は、
歹勢
です。
台湾台語の表記では、
pháinn-sè
と表します。
日本語では、
パインセー
のように表記されることがあります。
教育部の『臺灣台語常用詞辭典』でも、「歹勢(pháinn-sè)」は「不好意思、對不起、抱歉」、つまり「ごめんなさい」「すみません」「申し訳ない」といった意味として紹介されています。
まずは、
歹勢(pháinn-sè)= ごめんなさい・すみません
と覚えておけば大丈夫です。
「歹勢(pháinn-sè)」の意味
「歹勢」は、単純に「ごめんなさい」だけを表す言葉ではありません。
状況によって、
- ごめんなさい
- すみません
- 申し訳ありません
- 申し訳ない
- 恥ずかしい
- 照れくさい
といった意味になります。
教育部の辞典でも、「不好意思・對不起・抱歉」のほか、「害羞・難為情」という意味が掲載されています。
日本語の「すみません」が、
謝罪
↓
呼びかけ
↓
遠慮・申し訳なさ
など、いろいろな場面で使われるのと少し似ています。
そのため、「歹勢」は台湾語を勉強する初心者にとって、とても覚えやすく、使いやすい表現です。
「歹勢」の発音は?
「歹勢」は、
pháinn-sè
と表記します。
日本語では、
パインセー
に近い音として覚えるとよいでしょう。
ただし、台湾語には日本語にはない音や声調があります。
そのため、カタカナ表記はあくまで発音を覚えるための目安として考えてください。
最初から完璧に発音しようとする必要はありません。
まずは、
pháinn-sè
を何度か声に出して、台湾語の音に慣れていきましょう。
台湾華語の「對不起」との違い
台湾華語で「ごめんなさい」と言う場合は、
對不起(duìbuqǐ)
がよく使われます。
一方、台湾語では、
歹勢(pháinn-sè)
という表現があります。
つまり、
| 日本語 | 台湾華語 | 台湾語 |
|---|---|---|
| ごめんなさい | 對不起(duìbuqǐ) | 歹勢(pháinn-sè) |
| すみません | 不好意思(bù hǎo yì si)など | 歹勢(pháinn-sè) |
というように、同じ「ごめんなさい」でも使う言葉が違います。
台湾旅行では台湾華語を使う場面が多いですが、台湾語を少し知っておくと、現地の言葉をより身近に感じられます。
「歹勢」はどんな時に使う?
では、実際にどんな場面で「歹勢」を使うのでしょうか。
① 人にぶつかったとき
人にぶつかってしまったとき、
歹勢!
と言えば、
「ごめんなさい!」
という気持ちを伝えられます。
短く一言だけでも使えるので、覚えておくと便利です。
② 人に迷惑をかけたとき
誰かに手間をかけてしまったときにも使えます。
例えば、
真歹勢。
とすると、
「本当にすみません」
というようなニュアンスになります。
教育部の辞典にも、「真歹勢(tsin pháinn-sè)」を使った「本当に申し訳ない」という意味の用例が掲載されています。
③ 人に声をかけるとき
「歹勢」は、謝罪だけでなく、人に声をかけるときの「すみません」のような感覚でも使われます。
例えば、
歹勢……
と声をかけてから質問するような使い方です。
旅行中に現地の人へ何か尋ねたいときにも役立つ表現ですね。
④ 恥ずかしい・照れくさいとき
「歹勢」には、
恥ずかしい
照れくさい
申し訳ない
という意味もあります。
例えば、誰かから褒められて、
「そんなに褒められると恥ずかしい」
というような場面でも使われます。
「ごめんなさい」だけではないというところが、「歹勢」の面白いポイントです。
台湾旅行で覚えておきたい「歹勢」
台湾旅行では、台湾華語を使う機会が多いと思います。
それでも、
歹勢(pháinn-sè)
を知っていると、台湾の言葉や文化をより深く楽しめます。
例えば、
歹勢!
と一言言えるだけでも、
「台湾語を少し知っているんだ」
というきっかけになるかもしれません。
ただし、台湾では地域や世代によって台湾語の使われ方や発音に違いがあります。
そのため、まずは「歹勢」という言葉を知り、耳で聞いたときに意味が分かるようになるところから始めるのがおすすめです。
一緒に覚えたい台湾語
「ごめんなさい」を覚えたら、台湾語の基本的なあいさつも一緒に覚えてみましょう。
こんにちは
你好(lí hó)
「リーホー」のように発音します。
台湾語の基本的なあいさつとして覚えておきたい表現です。
ありがとう
多謝(to-siā)
「トーシャー」のように発音します。
感謝を伝えるときに使う表現です。
おはよう
𠢕早(gâu-tsá)
「ガウ・ツァー」のように発音します。
台湾語の「おはよう」として紹介される表現です。
さようなら
再會(tsài-kàu)
台湾語では、別れのあいさつとして「再會」という表現があります。
台湾語は、漢字だけを見ると台湾華語と同じように見える言葉もありますが、発音は大きく異なることがあります。
台湾語のあいさつを覚えると旅行が楽しくなる
台湾旅行では、台湾華語を使うだけでも十分に楽しめます。
でも、台湾語を少し知っていると、
- 台湾の文化をより身近に感じられる
- 現地の会話を聞くのが楽しくなる
- 台湾の言葉への興味が深まる
- 台湾旅行の楽しみが増える
というメリットがあります。
最初からたくさん覚える必要はありません。
まずは、
歹勢(pháinn-sè)
のような短い言葉から覚えてみましょう。
まとめ
台湾語で「ごめんなさい」「すみません」に近い表現は、
歹勢(pháinn-sè)
です。
日本語では、
「ごめんなさい」
「すみません」
「申し訳ない」
「恥ずかしい」
など、状況に応じてさまざまな意味になります。
この記事のポイント
- 台湾語の「ごめんなさい」は 歹勢(pháinn-sè)
- 「すみません」「申し訳ない」という意味でも使える
- 「恥ずかしい」「照れくさい」という意味もある
- 台湾華語の「對不起」とは別の表現
- 台湾旅行でも知っておくと台湾語をより身近に感じられる
まずは、
歹勢!
と声に出して覚えてみてください。
台湾語の短い表現を一つずつ覚えるだけでも、台湾旅行や台湾文化がもっと楽しくなりますよ。
おわりに
Cotoba Compassでは、
- 台湾華語の便利なフレーズ
- 台湾語(台湾台語)の基本表現
- 中国語・台湾華語の学習
- ChatGPTを活用した語学学習
など、初心者にも分かりやすい情報を紹介しています。
台湾華語だけでなく、台湾語にも少しずつ触れながら、一緒に言葉の世界を楽しんでいきましょう。


コメント